国連「持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」の地域拠点『中部ESD拠点』

文字サイズ
RCE Chubu

> 中部ESD拠点がめざすもの~多様な連携・協働が生み出す教育や学び合い~

中部ESD拠点がめざすもの~多様な連携・協働が生み出す教育や学び合い~

中部ESD拠点は、伊勢湾と三河湾に注ぎ込む河川の流域全体を伊勢・三河湾流域圏と呼び、活動対象地域としています(愛知・岐阜・三重県とほぼ一致)。その中で、地域の持続可能な発展を妨げる自然・経済・社会の諸課題を明らかにし、それらの解決に向けた人材を育成するためのネットワークづくりを行なっています。具体的には、下記の取組みを行っています。

1.あらゆるレベル(フォーマル、インフォーマル)における教育や相互学習の実践
2.研究、ネットワーク、データベース、教材、教育方法など、ESDに役立つ「ツールボックス」構築
3.総合的かつ批判的な観点を持ち、自然の中の人間を相対化し、地域の中でESDを根付かせていける人材の育成

中部ESD拠点協議会は、現在約80団体(教育機関、NPO、行政機関、企業など)が加盟している「持続可能な開発・発展のための教育(ESD)」を推進するための東海・中部地域のネットワーク組織です。中部大学、名古屋大学の両総長を代表として、9団体16名から成る運営委員会が実質的な運営を担っています。