「日本の祭りとSDGs」ワークショップ『愛知県犬山市「尾張冨士の石上げ祭」から、人と山の関係を考えよう!』のお知らせ
このたび、中部日本放送株式会社(CBC)と共催でおこなう「日本の祭りとSDGs」プロジェクトの第3回目のワークショップを下記の通り開催いたします。
愛知県犬山市の「尾張冨士の石上げ祭」が舞台です。石上げ祭は、日中の献石神事と夜の火振り神事があります。
ワークショップは14 時から17 時30分までおこなわれますので、ワークショップ前後で祭りの見学が可能です。
また、希望者はワークショップ終了後に献石をおこない、そのまま火振り神事を見物することができますので是非ご参加ください。
なお、プログラムの内容は若干調整中の部分もありますため変更の可能性がありますが、時間と場所は確定しておりますので、お申し込みをいただけますようお願いいたします。
開催内容
日時:2024年8月4日(日)14:00~17:30(終了後、希望者のみ祭り見物)
会場:犬山里山学センター(愛知県犬山市塔野地大畔364−2)
主催:中部ESD拠点協議会
共催:中部日本放送株式会社(CBC)
協力:中部大学 国際ESD・SDGsセンター、石上げ祭伝承保存会、犬山里山学センター
参加費:大人500円、中高生200円、小学生以下無料(保険料、教材費込み)
募集人数:20名(先着)
申込URL: https://forms.gle/CNxgygAoJyRSmX2G7
申込み締切:2024年8月1日(木)
※保険に入るため、複数で参加される場合は全員分入力してください。
開催趣旨
このプロジェクトは、日本の伝統的な祭り(祭礼)を通して持続可能な社会づくりについて学ぶ SDGs 活動です。ワークショップでは、祭りに登場する生物(植物・動物・儀礼食など)をとりあげて、人と自然との共生の知恵を学びます。また同時に、近代化とともに変化した自然環境や、そのことによって引き起こされる新たな課題を学ぶことで、伝統知と未来の社会づくりとの結節点を探り、課題解決の担い手を育てます。愛知県犬山市でおこなわれる『石上げ祭』は、日中に大小様々な石(献石)を山の頂上に奉納する献石神事と、夜に山頂から松明を振り回しながら駆け降りる火振り神事から成り立っています。2023年には、愛知県の無形民俗文化財に指定されました。ワークショップでは、石上げ祭りを取り巻く様々なキーワード(木曽川、農業、里山、石など)から、山を囲む自然環境や、人と山との精神性について学び、SDGsとの関わりを考えます。
プログラム
第1部
14:00~14:15 趣旨説明:古澤 礼太(中部ESD拠点事務局長、中部大学准教授)
14:15~14:45 講演:『石上げ祭りとは、どんな祭り?』
講師:石田 芳弘(犬山祭保存会会長、元犬山市長)
14:45~15:15 講演:『今と昔の里山は何が変わった?(仮題)』
講師:永田 幸枝(NPO法人犬山里山学研究所)
第2部
15:15~16:00 体験①:『犬山の自然を知ろう!』
協力:犬山里山学センター(予定)
第3部
進行:加藤 愛(CBCアナウンサー)
16:00~16:30 体験②:『伝統的な押し寿司を作ろう』
16:30~17:30 体験③:『石に願いを書こう!』
17:30 講座終了(会場まで移動)
※「犬山里山学センター」から祭り会場の「尾張冨士大宮浅間神社」までは車で約10分程度です。
また、「尾張冨士大宮浅間神社」から最寄り駅の「羽黒駅」まで約8分です。
(18:00~ 尾張冨士大宮浅間神社にて石の奉納と火振り神事の見学)
※山登りに適した靴と服装で参加されることをお勧めします。
※※プログラムの内容は予告なく変更する可能性があることをご了承ください。
アクセス
会場:犬山里山学センター(愛知県犬山市塔野地大畔364−2)
【会場までのアクセス】
・車でお越しの方:名鉄犬山駅より車で15分。小牧インターチェンジより車で40分。
・公共交通機関でお越しの方:名鉄犬山駅が最寄り駅です。駅から会場までは徒歩圏内ではありませんので、送迎希望の方は別途調整しますのでお申し込みフォームにてその旨お知らせください。
【ワークショップ終了後の移動について】
・ワークショップ終了後、自家用車の方は祭り会場の神社駐車場までご移動いただけますが、満車となる可能性があります。
公共交通機関で参加の方も含めて、希望者は、犬山里山学センターの駐車場に車を停めたまま、主催者のレンタカーで神社までお送りし、祭り終了後の21時頃には、神社から犬山里山学センター駐車場および最寄駅「名鉄羽黒駅」までお送り致します。
こちらもお申し込みをいただいた後に個別に調整をさせていただきます。